世界!不思議探訪記

[タイ] 日本人が知らないスピリチュアル事情②

【堀大河】世界!不思議探訪記
いまだ世に知られていない「宝具」を求めて訪ねたあまたの国々。
そこで見て、聞いて、体験した出来事をつづる、スピリチュアルな探訪記です。

タイ人のもうひとつの精神的な拠りどころ

前回、タイは「仏教の国」だというお話しをしました。でも、もうひとつ、タイ人の精神的な拠りどころとなっている宗教があります。「ヒンドゥー教」です。
タイに行った方はご存じだと思いますが、バンコクの中心街に「エラワン廟」と呼ばれる祠が建っています。ガイドブックにも載っている有名な祠です。

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↑エラワン廟。人々はここで篤い祈りを捧げる。

現在のグランド・ハイアット・エラワン・バンコクの建設工事中に事故が多発。悪霊を鎮めるために建立されました。1956年のことです。
タイの人たちはこの廟に祀られている金色の像に、篤い祈りを捧げています。
この金色の像、じつは仏様ではありません。ブラフマー、日本では「梵天」と呼ばれるヒンドゥー教の神様なのです。ブラフマーは創造の神で、ビシュヌ(維持の神)、シヴァ(破壊の神)とならぶヒンドゥー教の三大神の一柱です。
タイでは街の辻々にたくさん祀られています。

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↑エラワン廟に祀られるブラフマー。

ブラフマーだけでなく、ハヌマーンやガネーシャといったヒンドゥーの神々も熱心に信仰されています。
「エメラルド寺院」と通称される、仏教の王宮寺院「ワット・プラケオ」の回廊には『ラーマーヤナ』というヒンドゥー教の叙事詩が壁画として描かれています。
タイではヒンドゥー教徒は国民の1%しかおらず、仏教側も公には、ヒンドゥー教を信仰の対象にしていません。
にもかかわらず、仏教と同じくらいに、ヒンドゥー教はタイの人々の精神的な拠りどころなのです。

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↑ワット・プラケオの回廊に描かれた『ラーマーヤナ』。

タイ王室に仕えるヒンドゥー教の祭司

さて、ヒンドゥー教には「バラモン」と呼ばれる祭司がいます。前回お話ししたお坊さん同様、呪力や占い、超能力に長けたバラモンは人々の尊崇の的になっています。

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↑バンコクで有名なヒンドゥー教寺院のひとつ「スリ・マハマリアマン」。
ただし、私が会ったバラモンはこの寺院の祭司ではない。

そうした中で特に名高いのが、バンコクの一角に建つ、とある寺院のバラモンです。ガイドブックに必ず載っている名所のすぐそばにひっそりと建つ寺院です。
その方はタイ王室に仕えるバラモンです。王室の重要な儀式で祈禱するのはもちろん、王族の個人的な相談にも乗る、高い霊力を具えた方です。
特別に紹介されないと絶対に会えない方ですが、ある筋を通して、この方にお会いしたことがあります。
前回お話ししたお坊さん同様、この方も私を見るなり、すべてを言い当てました。しかも、お坊さんの見立てとほぼ同じです。前もって連絡を取り合ったのではないかと疑いたくなるくらいでした。
でも、そんなことはまずあり得ません。なぜなら、仏教のお坊さんとバラモンは、日常的に連絡を取り合わないからです。

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↑ナコーンナーヨックの「ガネーシャパーク」に安置されたタイ最大のガネーシャ像。

バラモンは私の悩み事だけではなく、身体の不調についても指摘しました。当時、私にはまったく不調の自覚はなかったのですが、帰国後、念のため病院で診てもらい、驚きました。
なんと、ある重大な病が発見されたからです。
心身の不調を取り除くため、バラモンからあることをするよう言われました。
それについては時機を見てお話ししましょう。

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↑バンコクで執り行われたヒンドゥー教のお祭り。

さて、次回からはタイのスピリチュアル・アイテムのお話しをします。
お楽しみに。

2025年05月27日

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